事前質問票
この種の研修は、受講の1週間前に質問票を送ってくることが多い。受講前に自分で掘っておくほど当日の効果が上がるからで、これは合理的な設計になっている。
構成は 理想の整理(健康・家庭・仕事・経済)→ 本当に必要なことの特定 → 思考習慣と行動習慣の振り返り → 受講で得たいことの焦点化 という順にしてある。3日間の焦点を1つに絞ることが目的。
AI30問の回答から、受講目的を1文に絞らせる
狙いは3日間の焦点を1つに絞ること。散らかったまま始めると何も残らない。
自己の明確化
人生理念・上質世界・5つの基本的欲求を出し、現状とのギャップを見る。初日はここに時間を使う。
土台にした理論:W. グラッサーの選択理論心理学(5つの基本的欲求・上質世界・全行動・外的コントロールの否定)。
1-1人生理念を言葉にする
「何のために」が無いまま目標だけ立てても、達成した瞬間に空になる。だから最初にここへ行く。
1-25つの基本的欲求のプロファイル
選択理論の中核。生存・愛所属・力価値・自由・楽しみの配分で、同じ状況でも何がストレスになるかが変わる。
1-3上質世界と現状のギャップを測る
選択理論では、行動は上質世界と現実の差から生まれるとされる。差を正確に見ることが出発点になる。
1-4外的コントロールの棚卸し
グラッサーが最も強く否定したのが「他人を変えようとすること」。自分がどこで他人を操作しようとしているかを出す。
目標設定と計画
人生理念から逆算して、中長期→年間→月間→週間→日々へ落とす。この種の研修が専用の手帳を用意するのは、この工程のため。
土台にした理論:ナポレオン・ヒル『思考は現実化する』の成功哲学と、Locke & Latham の目標設定理論。要点はスケジューリング(順算で予定を埋める)とプランニング(長期の願望から逆算する)は別物だということ。
2-1逆算で階層に落とす
Locke & Latham の目標設定理論と整合する部分。ここでの特徴は「人生理念」を階層の最上位に置くところにある。
2-2優先順位を決める(何を捨てるか)
計画の失敗はたいてい「足しすぎ」で起きる。ここは捨てる作業に充てる。
2-3週間の型を作る
日単位ではなく週単位で設計するほうが崩れにくい。1日failしても週内で回復できるため。
実行と習慣
全行動・セルフカウンセリング・公約する相手の指名。3日目は「帰ってから」に向けた仕込みに使う。
学習の段階を 「知る → 分かる → 行う → できる → 人に伝える」 と置く。最終段を「人に伝える」にすると定着が上がる(人に教えることが最も強い学習になる)。研修が紹介で回るのも、多くはこの構造による。
3-1全行動でつまずきを分解する
行為・思考・感情・生理反応の4要素。直接変えられるのは前2つだけ、という立場を取る。
3-2セルフカウンセリングの型を身につける
「私は何を求めているか/そのために何をしているか/それは効果的か/もっと良い方法は」の4問。リアリティセラピーの実践ツールの核にあたる。
3-390日の実行計画に落とす
ここで作った計画は、90日の伴走エンジンにそのまま入れられる。研修が終わったあとの空白を、そちらで持つ。
差分レポート
やってみて分かった、再現できたものとできなかったもの。このページの本題はここにある。
再現できたもの
再現できなかったもの
結論
中身は勝てる。場は勝てない。 受講料のうち、情報と技法に対して払っている分はAIで置き換えられる。 払っている残りは「3日間そこにいたこと」「他人に見られたこと」「大金を払ったこと」に対してで、 これは内容の問題ではないので、内容をどれだけ良くしても越えられない。 だから模倣で勝負するのは筋が悪い。対面が手を出せない90日で勝負するほうが正しい。